汎用性重視雨パ(アグノム入り)

あんまり大きな大会での実績はないですが、今後たくさん大会出るかもわかんないし、BW2環境も長くないので早めに晒そうと思いました

<個別紹介>

ニョロトノ@脱出ボタン ずぶとい
197-*-123-111-128-98
熱湯 アンコール ほろび れいB(ここは守るのがいいかも)

配分は基本的な脱出トノのものをそのまま使いました。メガネ流星やら鉢巻げきりんを耐えて脱出して温存できます。
持ち物が脱出ボタン故れいBを打つ機会があまりない上(裏にいるガッサや龍に隙を見せないように連打したい場面もありそうですが)、トリルやおいかぜ系、壁張り系のギミックに弱めなのでまもるの方が優先順位高いかもしれません。
トノのアンコと滅びはウルガスイクンに好き放題やらせないためにも重要なので、このPTにおいては必須かと思います。


キングドラ@拘りメガネ ひかえめ
CS
りゅうのはどう りゅうせい ハイドロ なみのり

一般的なメガネグドラ。脱出ニョロトノのおかげで技の切り替えが何度もできるのは便利。安定してなみのりや波動の一貫性を作れるような選出・立ち回りを心掛けることが重要。ねごとが欲しい気もしますが、なくて後悔することが多いのはおそらくなみのりかと思います。
エースだからもうちょい書けよという感じなのですが、PTの構成上この子一匹だけで説明できない部分も多いので個別解説ではこの程度で


アグノム@きあいの襷 ようき
ASぶっぱ
とんぼがえり ステルスロック 大爆発 れいとうパンチ

 このPTの核となるポケモンで今回「汎用性重視雨パ」と名付けた所以です。
脱出雨パでとんぼを行うポケモンといえばランドロス、ステロを撒くポケモンと言えばマンムーが有名です。しかしこれらの2体は「とんぼをする」ことと「ステルスロックを撒く」ことの両立ができず、更にランドロスはこだわり持ちのため相手に隙を見せてしまうこともあります。
 そこでAに振ったアグノムを使うことでこれらの問題を解消して柔軟な動きができるようになるのではと考え、できたのがこの型です。ラティオスボルトロスウルガモスを初めとしたポケモンに先手をとって拘ることなく動ける(2回動けるので対面で勝つ、またはステロを撒いてから爆発で相打ちにしたり、とんぼで帰って重要な局面で爆発させるため残すことも可能)。これはおまけ程度ですが、つぶてを等倍でおさえられるとんぼ持ちなのでノオー入りにも若干強くなる。何気にAも115あるポケモンで火力もなかなかです。(ランドロスと同じようにとんぼ+グドラのメガネ雨なみのりラティオスを倒せるぐらい)
 上で上げたランドロスマンムーと比べると電磁波が通ることが欠点だったり、電磁波みがわり展開やポイヒガッサの嵌めにPT全体が弱くなりがちなので、そこをカバーするためにも大爆発が役に立ちます。こういった嵌められるパターンの時は麻痺やローキックの関係でこちらが後攻になることがほとんどなので、後攻爆発からグドラのつないで嵌めパターンを回避する。
 れいとうパンチはラティ、ボルト、ガブを対面で処理してしまいたいパターンのときに役立ったり、サンダーやガブのようなノオー入りに多い面子にささるので入れていますが、この4つの技の以外に入れたい技があって切るとしたらこの技だと思います。トノグドラ選出でない場合に初手のハッサムがきつめだったり(それでもステロ→爆発までの流れは安全に行えるor行えないパターンは相手が積まない場合のみ)するのでほのおPでもいいかなと思いますが、トノグドラ選出の場合には不要だし、カイリューハッサム選出の場合にも処理はできるので入れませんでした。またれいPでないとカイリューとの初手対面で勝てません。
 ステロを活かした裏選出(カイリューハッサム)をした際に、先発として選ばれるポケモン(例えばガブリアスドリュウズマンムー等)は相手の初手マンムーに強くなく、かといって襷も潰したいから後ろには引けないという状況になりがちだが、この子の場合とんぼがえりからハッサムを出すことで襷をつぶしながら安全につららを受けに出せる。
 この子に関してはもうちょい書ける気はしますが、今は思いつかないので思いつき次第・・・


カイリュー@ドラゴンジュエル いじっぱり
AS
げきりん じしん しんそく りゅうのまい

起点パ仕様の基本型。表選出をトノグドラとするなら裏選出がカイリューハッサムです。アグノムカイリューハッサムの選出で出すことが多めで、ステロを撒いてから舞って抜けるところまで抜いて行く。ジュエルのおかげで半端な振り方のクレセリアスイクンでは止まらず、スピードで潰しに来るスカーフガブはハッサムの起点にでき、つぶてで止めてくるパルシェンにもハッサムが強め。


ハッサム@いのちのたま いじっぱり
AS
つるぎのまい バレットパンチ 虫食い 石化

雨パとの相性がいいことに定評のある珠ハッサム。昔から好きなポケモンの1匹です。ASですが、最近はクレセや水ロトムにS振りしてるケースが多いようなので、耐久寄りの配分でもよさそうです。


キノガッサ@どくどくだま いじっぱり
ASベース(ただしHを139に調整してAを195まで落としている)
きあいパンチ マッハパンチ みがわり キノコの胞子

 雨の苦手なノオー入りに出して刺していくことが多い。ノオー入りのガッサ対策にはサンダーやガブリアスといった拘り寝言もちが使われることが多く、ポイヒガッサを苦手としていると考えています。
 またラキムドーやバンギムドーを同時に見られるコマとしても重要。長いこと襷ガッサを使っていたのでポイヒガッサの使い方が難しく感じましたが、出した時は活躍してくれるので、刺さりそう(あるいはガッサにとって確実な隙が生まれそう)と思ったら恐れず選出していいでしょう。


<選出パターンとか>

アグノム トノ グドラ

表選出です。ステロを撒くかとんぼをするか選べたり、ステロをした後にとんぼをして、終盤に爆発して相手を大きく削ったりといった立ち回りが可能。ステロ後にとんぼをするとすべてのポケモンの襷、がんじょう、マルスケが潰せるのでキングドラの一貫性がかなりとりやすい。時々無駄脱出をしてしまうことはありますが、このPTにおいては脱出トノはかなり便利です。

アグノム カイリュー ハッサム

裏選出です。カイリュー+球ハッサムを使った積みサイクルの動きをする。ただし前述したとおり、相手の初手マンムーやノオーにも強め。雨選出とどっちが勝ちやすそうかというのを選出段階でパターンを予測して見極めていきましょう。

どちらの基本選出でもアグノムが初手です。デメリットとして初手が読まれやすい(相手がとんぼアグノムだと読めた場合は特に)というのがありますが、その反面初手がわかっても裏2体の予想が難しいというのも言えます。

ガッサ トノ グドラ(グドラ トノ ガッサ)

ノオー入りやガッサに隙を見せてくれそうなPTに選出する。初手のグドラかガッサでアドをとっていけるのがベストだが、難しそうなら脱出トノに引いてケアできるので問題ない。アンコールのおかげで起点にされて終了ということはない。

カイリュー ハッサム ガッサ

構築時にこの3体で選出することを想定して作ったわけではないが、欲張りたいときには便利な選出。カイリューは体面性能が高く、いきなり積んでいったりジュエルげきりんで負担をかけることもできる。高火力+先制技持ちの3体で相手を削りながら先制技の一貫性を作っていく。基本選出では一貫性を作れる自信がない時のための選出かも。

カイリュー トノ グドラ

比較的苦手な壁ライコウ入りへの選出。初手でカイリューライコウが鉢合わせた場合、相手はリフレクターを張らない理由がないのでリフレクを選択(仮にそのまま殴ってきたらむしろおいしい)するのでそこでまず1積みする。2ターン目には相手としてもマルスケが残ったままライコウを突破されるのはまずいので殴ってくるケースが多い、つまりひかりのかべを張らせない(光の壁を張った場合はマルスケを残してライコウを突破可能、あるいは3積みも可能なのでなかなか起点にはできない)。なので2ターン目と3ターンめに地震を打ってライコウを処理し残り2体の積みポケに対してトノグドラの一貫性を作る。



あんま使ってないし大規模大会での実績はないですが、一応上位に入った結果だけ書いときます。
abdさんの大会優勝
ごきさんの大会優勝
☆星☆ さんのチーム戦優勝(3−1)
ボルさんの大会準優勝

愛に飢えすぎてツイッターとかですごい事いってますが、そろそろいい加減リアルを大事にしないといけませんね

あ、ちなみにこのPTヌケニンに打点が全くないのでご注意を。