バンギガブカイリューハッサムライコウスイクン[ポケモンXY、シングル]

面子に6世代のポケモンがいなかったので5世代用のTCジェネレータを使ってTCを作りました

大学の大会で優勝してからクリスマスまではそれほど対戦しておらず、6世代での実戦経験が乏しい状態で思考を巡らせて組んだ。
穴はあるが、襷ガブ+竜舞バンギ、カイリューハッサムの並びは選出もしやすく、構築としてもうまくまとまっているように感じる。
ムーバーが解禁した時ように2つPTを考えていましたが、ヤドランヒードラン軸の受け回しPTのほうはどうにもうまく回せずこちらのPTをメインで使用していた。
画像の子は境界の彼方の名瀬美月ちゃん。


<メンバー紹介>

バンギラスバンギラスナイト ようきAS
竜の舞 かみくだく ストーンエッジ れいとうパンチ

メガシンカによって驚異的な耐久力を手に入れており、とにかく積みやすい。積んだ際も技の範囲が広く中々止まらない。
第5世代ではPTに1人はマッパ持ちがいる前提でPTを組んでいたので全く使おうと思わなかったが、6世代の環境ではかなり強力。技構成は迷うところだが、一致技2つにガブリアスを倒せる冷凍パンチにした。しかし、ステロ+舞じしんでもH振りのみのギルガルドなら乱数で落とせそう(逆に言えば確実な対策にはならないが)だし、ルカリオテラキオンなどの格闘タイプに撃つウェポン、ヒードランを1撃で処理するウェポンとして地震の採用はありだと思う。。


ガブリアス@襷 むじゃきCS さめはだ
ステルスロック 流星群 じしん 文字

過去の遺物だが、PTの中心となり活躍してくれた。
文字の火力も下がっているし、命中安定の放射でもよい気がする。パルシェンの少ない環境なので物理型でもよい気がしますが、初手ガブミラーなどに強いのも流星群の魅力の1つ。マリルリやガルーラなどの削りに特性のサメ肌が役に立つ場面が多く、後続の動きが楽になることが多かった。
このポケモンから竜舞バンギやカイリューハッサムに繋げる。
また、後述するノイコウは相手の交換を誘いやすく、まもるのタイミングを見て交換してきたりするが、先にステロを撒いておけば相手が交換すればするほど不利にもっていける。
タイマン性能が魅力的なチョッキスイクンも相手を逃がしてしまう際にステロの負担がかかるのはありがたい。
なのでガブ ライコウ スイクンという選出もありえる。


ライコウ@残飯 HSベース
まもる みがわり どくどく 10万

いわゆるノイコウ。電気タイプに電磁波が効かなくなったという話を聞いたときにこのポケモンの対電気性能に目を付けており、使用してみると実際にかなりの相手を流すことができ、どくまもみがのパターンにもっていくことができた。特にボルトロスはCSガブが苦手な相手なので、ノイコウとの相性はよかった(初手にガブを置いて、もし相手の初手がボルトだったときはライコウに引ける)。普通に殴ると辛い相手でもこだわり型ならばまもみがでPPを枯らす事で対応可能。対受けループ要因の1匹でもある。
しかし攻撃技が10万だけな上に火力が低いのでギルガルドなどに隙を見せてしまうのが欠点。


スイクンとつげきチョッキ のんき H252 B132 C60 D52 S12
絶対零度 しんそく 冷凍びーむ 熱湯

タイマン性能が魅力のチョッキスイクンボルトロスラティオスとの殴り合いで勝てる。しかし、選出回数は1番少ないポケモンだった。というのも、どうしても火力が足らず、特殊ATよりも物理ATに隙を大きく見せてしまうことが多かったからだ。相手からすると脅威かもしれないが、こちらにしてみると、熱湯にしろ零度にしろ数回の試行回数のうちに3割を引かないといけないというのはなかなか不安である。とはいえ、マンムーガブリアスに強いポケモンはほしいし、指数を底上げして汎用性をあげられるならこのポケモンがベストという判断で入れていた。


カイリュー@ラムのみ いじっぱりAS
竜の舞 じしん しんそく げきりん

6世代でジュエルが弱体化してしまったのが残念。しかし、ラムはラムで安全に積む機会を得られるのでよかった面もあった。対マリルリを意識するなら弱点保険が有力候補。
僕はマリルリに関してはハッサムのほうから出して積んでいこうと考えていた。舞じしんでギルガルドが墜ちないのは悲しい。5世代の頃と比べて相手のPTに多様性があり、多数のPTに出していけるポケモンが優秀だと考えているのでこのポケモンは第六世代でも好きだ。
一応フシギバナを起点にできる貴重なポケモン。ただし1舞だけでは飛ばせない。


ハッサム@いのちのたま いじっぱりAS
電光石火 むしくい バレットパンチ つるぎのまい

先制技を活かしたストッパーとして、また終盤のお掃除役として非常に優秀。
持ち物をハッサムナイトにして石化をどろぼうにするパターンも試したが、球石化なら倒せる相手を倒せずにやられることが多く、またバンギラスとの同時選出もよくあり、片方のメガ石が腐るのですぐに球にもどした。
ギルガルドで止まるのでガルド入りへの選出は難しい。
ロトムが多かったり、多くのフシギバナに先手がとれるのでASの個体で採用。


<まとめ>

全体的にギルガルドフシギバナマリルリハッサムが重め。
ギルガルド、バナ、マリルリあたりを起点にしていけるポケモンはなかなか浮かばない。
カイリューの持ち物をチョッキにしたり、ハッサムのもちものをナイトにする等してみたが、止まる相手や起点にできない相手はどうしてもでてくる。
地面の一貫が気になったり、PT全体とのシナジーを考えてライコウスイクンの枠を

ライコウ@粘土 ボルトチェンジ めざ氷 リフレク ひかりのかべ
ギャラドス@残飯 たきのぼり 氷の牙 竜舞

というのも個体を輸送して試してみたが、ノイコウやチョッキスイクンと比べると安定感に欠けた。

問題はそれなりにあるものの、流石にガッシリとした面子で固めたけあって高い制圧力をもっており、ポケムーバー解禁日の32人の大会で優勝できた。
現在は新たなPTがあり、それで以前よりもレートを上げれているのでそちらをメインで使おうと考えたというのと、
XYの環境は今後揺れ動きそうなのでこちらの構築は早めに晒そうと思う。

以下大会の結果
ほしさんの大会優勝
アヤタカさんの大会優勝
りゅうまいガブさんの大会準優勝