エルフーン・スターミー入り積みサイクル[シングル63]

ポケモンは控える予定でしたがアイデアが浮かんだので組んでしまい、金曜と土曜の大会で使用しました。
有り合わせで組んだのでエルフーンの配分に関してはは他の方のを参考にしたほうがいいと思います。
結果としては64人規模(45人の逆SEED)の大会で優勝、256人規模(178の逆SEED)の大会で3位という結果が出せました。(ちなみにもう1つ小規模大会がるがこれはスターミーの枠がサクラビスだったのでなかったことに)
レーティングは潜っていないのでわかりません(レートだとスターミーはTODされるかもしれない?)
あまり長い事はまってしまうのもあれなのでこれも早めに公開することに。
以前公開したカバルカは自分が使っていたころは使いやすかったのですが、ツイッターなどを見るとカバルドンの対策もそれなりに出てきているらしいので、もう少し柔軟な動きができる起点構築を組もうと考えました。
追記:PT公開後レート枠をとったところ、一応2054まで上げることができ自分の中での最高記録が更新できた。ただしそのあとは少し下がりました。


<解説>

エルフーン@たべのこし おくびょうHS(おそらく調整したほうがいい?)
ムーンフォース やどりぎのたね みがわり アンコール

他のPTメンバーとの相性がすばらしいと感じたポケモン。起点構築ではあるが、個人的に単体でも削りが行える型を入れたかった。
この構成でもアンコールがあるだけで後続はかなり動きやすくなったので問題なかった。
一度やどりぎを撒くかみがわりを残すだけで相手を安定して削ることができるのでそれなりの安心感があった。それなりにというのはやどりぎが9割しか当たらない故。
自身が落ちてしまいそうな時でも、アンコールをかけて後続に繋げられる。ステロガブ+エルフーン+1 や エルフーン+積みポケ2 のような選出が強い。
エルフーンに抜群で飛んでくる技と言えば氷・炎・鋼・飛行(ただし最近飛行技はブレイブバードぐらい?)だ。
これらをアンコールで縛り後続を安全に動かす。
追記:そういえば毒も弱点だったというか4倍だった。

氷技をアンコール → スターミー・ハッサムルカリオ
炎技をアンコール → スターミー・カイリュー
鋼技をアンコール → スターミー・ハッサムルカリオ
毒技をアンコール → ハッサムルカリオ

逆にスターミーが苦手な草・電気タイプを半減できるのでこれらの技は飛んで来づらいし(そもそも来てもいい)、ルカリオの苦手な地面・格闘タイプに関しても同様。
なので特にこの2体との同時選出は多かった気がする。(ガブエルフルカリオ、エルフスターミー+1等)
物理を相手にするとコットンガードが欲しくなる時はあったが、ムーンフォースで殴れてよかったときもよくあったし、攻撃技0のポケモンは個人的に安心感がないのでムーンフォース


ガブリアス@きあいのたすき ようきAS さめはだ
ステルスロック じしん げきりん(変更後どくどく) がんせきふうじ

CSではなくがんせきふうじを持たせたASステロガブ。CSでもよいが、初手のガルーラを地震とサメ肌で削って後ろの先制技圏内に入れた後ステロを撒いたりできたので使いやすかった気がする。
ステロさめはだが後続の抜き性能を高める。
げきりんはどうなんだろうと思いつつ、最高火力が出せる技は採用しておきたい。ASで流星群をもたせてもやはり火力が足らなさそう。
初手ガブリアスミラーに関してはステルスロックを撒く。相手が撃つげきりんはこちらの裏の起点にできる。
サメ肌は対面の襷潰しや、後ろの先制技との合わせで倒せる可能性を上げたりなど。
追記)げきりんを撃つと逆に相手の起点にされてしまうこともあり、あまりげきりんを必要だと感じなかったのでその枠を変更した。
ガブリアスが誘いやすく、ルカリオでの突破が困難なクレセリアに対して毒を入れる事により、クレセに確実にダメージを与えられ(回復技の後に毒が入るため)、さらに裏にエルフーンを控えさせておくことで死に出しからのみがわり連打が安定となり、相手はクレセを犠牲にするか交換、あるいは月の光で隙を見せる選択をしなければいけなくなる。交換した場合はそこにやどりぎを打ち嵌めることで大きくアドバンテージを取れる。ステロ+毒でのダメージをできる限り稼ぎつつクレセリアルカリオの圏内に入れることで本来止まってしまうクレセリア入りとも戦えるようになる。なので特にガブエルフルカリオの選出をする際に有効。


スターミー@のんきのおこう おくびょう 159-*-113-121-106-183
ちいさくなる みがわり ねっとう じこさいせい

文句なしの強さ。ガブリアスを倒してくる相手をそのまま起点にしたりもできる。
しかしそれ以上にエルフーンと合わせることによって安全な積みができる事が多かった。
この枠は最初は相手のカバルドンへの強さを考えてラムの実をもたせたサクラビスを考えていたが、少し使って全く選出しなかったのでスターミーに変えたところ大正解だった。
1度積むことができれば非常によい確率でゲームエンドを狙える。
ねむるで対応してくる相手はメガルカリオの起点にしたい。


カイリュー@いのちのたま いじっぱりAS
りゅうのまい じしん げきりん しんそく

ルカリオハッサムと組ませるならこのポケモン以外ないと思い採用。
カバルカの記事でも書いた球カイリューガブリアスのサメ肌もあり、以前のPT以上にマリルリの処理はしやすいはず。
じしんでマリルリギルガルドを突破できるほか、舞球しんそく・舞球げきりんの強さも魅力。


ハッサムハッサムナイト いじっぱりHA(H175、Sに20振り)
バレットパンチ どろぼう(変更後はたきおとす) つるぎのまい はねやすめ

多くの物理ポケモンを起点にできるメガハッサム。ステロガブがマリルリに弱いが、メガハッサムはそれを起点に舞っていけたりする。
相手にギルガルドが居る時はルカリオではなくこちらを軸に選出することが多い。
グライオンを起点に積んでいったこともある。
1舞バレパンでは火力がでないのが欠点なのでルカリオとどちらを軸に選出するかは考えた方がいい。
追記)メガハッサムミラー意識でどろぼうもいいですが、このPTでハッサムを選出するときはその必要がない時が多かった。
  また今はメガゲンガーのおかげか絶滅危惧種ですが受けループへの対策にもなるのではたきおとすを採用。(のろい以外のエアームドにならメットを落とせばPP勝負で勝てる)


ルカリオルカリオナイト ようきAS
インファイト しんそく アイアンテール(変更後かみくだく) つるぎのまい

安全に積みが行えるハッサムとは対照的に、こちらは積んだ際の突破力が魅力。
初手のガブリアスなどでアドバンテージがとれれば、無理に積むことなく殴るだけでも大きく負担を掛けていける。
インファイトしんそくつるぎのまいは確定としたが、最後の技はアイアンテールを採用。メガバナを厚く見たかったり、ギルガルド入りには出さなくてもよいPT構成なので問題ないと考えられる。
アイアンテールでもクレセドランには出せるし、霊への打点にはなる。
追記:アイアンテールをはずしまくって散々だったのでかみくだくに変えました。マリルリはステロ+剣舞インファで高乱数


<まとめ>

 以前公開したカバルカカイリューと比べると、選出の柔軟性があるPTとなっています。
具体的には
ガブリアスカイリュールカリオorハッサム
ガブリアスエルフーンルカリオorハッサム
ガブリアス+スターミー+ルカリオorハッサム
エルフーン+スターミー+ルカリオ

他にも基本的にはエルフーンorガブリアス+2 or ガブリアスエルフーン+1 なら大体補完の効いた選出ができるはずです。
 ステロガブ+残飯エルフーンシナジーや、使っている中で気が付いたエルフーン+スターミー・ルカリオハッサムの組み合わせなどが見事に嵌っており使っていて楽しかったです。
 週末だったのか大会に恵まれ、箔付もできたのでよかったと思います。
欠点は相手のカバルドン入りが若干つらいところです。襷ガブやエルフーンを使って全抜きを阻止します。

<結果>
MUGENさんの大会優勝(64規模)
もみじさんの大会3位(256規模)
タンヤオさんの大会準優勝

<参考>

メガルカリオとメガハッサムを両方入れるPTを考える際
http://d.hatena.ne.jp/ramiru0609/20140121/1390314669

ステロガブとエルフーンシナジーを考える際
http://d.hatena.ne.jp/coolg-nittan/20140123/1390457969

また、ルカリオと球カイリューに関しては自分のブログのカバルカカイリューの記事で詳しく記載しています。
http://d.hatena.ne.jp/haruyaaa/20140104/1388844893

追記があればまた書きます
エルフガブ エルフルカリオ エルフスターミー