第一回ブサメンオフ使用PT。どくびしパルボルトWithカバドリュウズ。

結論からいうとベスト8まで上がれました

 まずはじめになのですが、このPTはカバドリュウズではなくラティハッサムから入って考えました。なので原型はカイリュー霊獣ボルトラティハッサムスイクンガッサという今回紹介するPTとは似ても似つかないPTだったりします。ただラティハッサムをベースにこういった無天候スタンをくむと電気の通りのよさが気になったりボルトロス等上からの制圧力があるポケモンが処理しづらかったりと問題が多く、こういった問題を解決してくれるのがカバドリュウズでカバドリラティハッサムが1つの形としてガチ環境で慣れ親しまれている理由がわかった気がします。
 最後の2枠はスイクンガッサをそのまま採用しつづけドリルドンオスハッサキノクンの綺麗な形にしようかなとも思ったのですが、受けループや雨パに対して確実な処理がしたかったので毒びしパルボルトを採用しました。(それでも受けループのバンギや雨パのマンムーは弊害になり得るのですが)
まあ基本的にマンムーは先発で出ることが多いですし、バンギラスはラティに対して出てくるのでどちらもラティで削ってどくびしまもみがが一貫するようにしていました

個別解説

カバルドンゴツゴツメット わんぱく
215-133-163-*-108-73
じしん 氷の牙 ステロ なまける

ラティオスのメガネなみのりに対しての耐久を確保してからB重視に振る基本的なゴツメカバです。Sはローブシンに抜かれると元も子もないので大目に振りました。
正直今回のPTで一番ダメな子でした。
ほえる(ふきとばし)がないとガッサの起点になってしまい、後続にラティがいますが結局負担がかかってしまいます。物理に受けだせるカバルドンもいいとは思いますが、その役割が大きい故ステロを撒く機会が思ったよりもなかったのでふきとばしを入れた方がよさそうです。
といいますか根本的にカバドリはカバにオボンをもたせて起点作りを遂行してもらって積みアタッカーで押していく構成の方が癖がなくて使いやすそう(本末転倒)


ドリュウズ@きあいの襷 ようき
185-187-81-*-85-154
じしん 剣舞 いわなだれ つばめがえし

 最近は教え技であるアイアンヘッド持ちのドリュウズがほとんどですが、脳内シュミレーション()でうまいことキノガッサをヘッド圏内まで削れそうになかったので燕返しを採用しました。ラティオスなどへの対処に困ることになりますが、終盤までにラティオスが全く削れていない状況ってのもなかなかなさそうなので問題ないかと。ただ今回僕のブロックにはクレセリア入りがやたら多く、ヘッドも欲しかったというのが本音です。
 本当はパルシェンに襷を持たせたかったのでヨプあたりも考えてはいたのですが、ラティハッサム軸で選出したときにジュエル流星群を打った後にラティオスウルガモスの起点にされたり、パルシェンがスカーフなのでそのままつららを起点にされたりするのをふせぐためのストッパーにもなってほしかったのでこの子に襷を持たせました。そのおかげでピン選出できることも多く、多くの試合で活躍してくれました。


ラティオス@ドラゴンジュエル おくびょう
157-*-100-181-130-177
流星群 めざめるパワー炎 みがわり ねごと

 キノガッサを強く意識した構成。最初は(というか元々そうだった)ねごとではなく瞑想ジュエル流星にしてハッサムのほうにねごとを入れていたのですが、カバドリュウズラティの3体で選出したいときもあるのではと考えたときにガッサに対してラティをポイッと投げたいなと思いねごとを搭載しました。相手がみがわりを張ってきた場合はこちらもみがわりを張り、胞子を打ってきた場合はねごとを打ちます。ねごとでみがわりがでてしまうと若干もったいない気もしますが、ねむり2ターン目でそのまま起きてくれる可能性もあるので一応メリットもあるかも。H157からみがわりのHPは39になり若干お得感。ちなみにポイヒガッサのローキックぐらいならみがわりが耐えてくれるので逆にこちらが優位に立てます。
 カバルドンをほえる持ちにして起点にされない構成にすれば無理にねごとを突っ込んだ歪なラティオスを使う必要もなかった気がする。
 僕が参考にした方のブログ(その方は瞑想ジュエル流星でした)ではひかえめでの運用だったみたいなのですが、個人的に100族やスカーフ以外のガブ、猿やテラキあたりに抜かれるのは嫌だったのでおくびょうCSに。


ハッサム@オッカ ゆうかん
175-187-127-*-108-63
とんぼがえり バレットパンチ ばかぢから 羽休め

 最遅ハッサム。参考にした配分は177-187-126-*-107-63だったのですが僕はHを175まで下げBとDに1ずつ振り分けました。これは別に霰ダメージが嫌とかいうのではなく、いじっぱり球パルシェンの破りロクブラの1発ごとの火力が変動するからです。
H177B126の場合 一発当たり18〜22%
H175B127の場合 一発当たり 17.7%〜21.7% と一発当たりでは大差はないのですが、振り分けの調整ぐらいでここに対する乱数が変わるなら振り分けようと思いました。
 相手のラティオスに安全にとんぼがえりができるように持ち物はオッカの実。さらにAを多めに振り甘えてめざ炎を打ってくるラティオスを狩れるようにしてあります。
 また、相手のパルシェンがきつかったり、御大ドランの並びに対してユキノオー対面でめざ炎だとしてもオッカを活かして強気にばかぢからを選択できることから馬鹿力を採用。球ハッサムナットレイなども大きく削ることができる。また、カバドリミラーが辛いPTなので申し訳程度の対ドリュウズ要素としても。


パルシェンこだわりスカーフ むじゃき
126-147-200-105-58-134
つららばり ロックブラスト どくびし ハイドロポンプ

 ASぶっぱ。以前受けループや水統一で使っていたスカパルをそのまま持ってきました。襷をドリュウズに譲っており、しかし先発で出すことが多いので確実に動けるようもちものはスカーフに。スカーフどくびしは相手に大きく隙を見せてしまいますが、相手(PT)を間違えなければ問題ないです。先制攻撃で相手のラティボルトウルガあたりを沈めてサイクルを優位に進めることも。PT全体でヒードランがきついのでハイドロポンプを覚えててくれてよかったです。


ボルトロス@残飯 おくびょう
161-*-98-161-102-179
まもる みがわり めざ氷 10万V

 ラティオスのメガネ波動耐え、めざ氷で無振りマンダ一発、毒1回+めざ氷でガブ一発という残飯ボルトの基本(?)配分。ほかの方のパクリ調整です。
 おそらく今回のMVPだと思います。毒びしと絡めない場合でもいたずらみがわりが張れて毎ターン定数回復があるだけでも優秀。図らずもレパルダスへのメタになっていることに後から気が付く()。またスカーフガブリアスげきりんに対してまもみがで混乱からの自傷待ちをしたり、エッジのPPを枯らすようにして相手を流したりと何かと便利です。残飯が砂ダメも相殺してくれるので、バンギ入り相手にも場持ちがよく助かった場面がありました。
 ノイクンとか使ってても思うのですが、僕は本当にまもみがするのが好きです。

選出回数
カバルドン 4
ドリュウズ 7
ラティオス 2
ハッサム 4
パルシェン 4
ボルトロス 6


<総評+雑記>
といっても大体書きたいことは個別解説で書いちゃってるんですよね・・・
上にもそれっぽいこと書きましたが、カバのステロを吠えるに変えてラティオスを瞑想ジュエル流星に戻したほうが多分強いです
逆に大正解だったのはハッサムにばかぢからを採用したことと、残飯ボルトが活躍してくれたことですね。
ハッサムパルシェンに受け出して+2球ロクブラを耐えた後にばかぢからで返り討ちにしたのは快感です。
パルシェンのスカーフは強いがカバドリとのアンチシナジー感がひどい。
そういえば一戦IRの調子が悪くて再起動したときに選出決めたのにレポートしないまま電源切ってしまって、それに気が付かないまま繋げ直してしまったので前の試合の選出のまま試合をしたのが一戦ありました・・・
 それと始めの2戦がどちらもひどい運だったため相当イライラしててブロックの空気を悪くしてしまったと思うので次からは気を付けたい。対戦オフであんなに露骨にイライラだしたのは初めてかもしれない
 穴が多い構築ではありますが、一応ベスト8までこれたのでそこまで弱くはないんじゃないかな・・・ ただ、積みサイクルや受けループの時と違って自分でこれを使い続けようとは思えないです。
 決勝トナメ1回戦ではプリズムさんの受けループに毒びしパルボルトがうまいことはまったので快感でした。
 他に何か書くこと思いついたら追加します