‡第9回キツネの社mf使用PT(PTの名前がまだないのでとりあえずボルトガブスターミーで)‡

今回僕を優勝に導いてくれたPTの紹介です。
今まで同様受け出しでサイクルを回して相手に負担をかけることよりも、体面性能の高さや積み技を活かして戦うのをメイン戦術としたPTになります。
いくつか使用したいなと思っていたPTがあったのですが、ベストなPTを模索しているうちに結果的には候補の1つであった電磁波砂の1部(ボルトガブスターミー)と以前カバドリを使っていた際に入れていた裏選出のウルガパルガッサを合わせたものになりました。

<個別紹介>

ボルトロス@ジャポのみ おくびょう
CSぶっぱ振りです
10万ボルト めざ氷 電磁波 くさむすび

 先発で出す場合が多いです。ウルガパルが全抜きするのが難しそうな相手にはこの子を絡めた選出をすることが多い(多分他のポケモンについて書く所でも書きます)。基本的に初手はキノガッサボルトロスを選出することがほとんどなので、せめてこちらはマンムーに強いと嬉しいのでジャポをもたせました。後続にガブを控えさせている場合も多いので最初に潰すのは結構重要です。また初手で対面しやすいAS襷ガッサを相殺するのにも良いと思います。しかし、マンムーはスターミーやパルで起点にできるので絶対にジャポである必要はないのかも。
ただ、ボルトガブスターミーと選出した際、スターミーがカゴスイクンなどで止まってしまった際その素眠りを起点にガブで持ち直そうとするなら、裏にマンムーが残ってる状況はよろしくないのでやっぱ倒せるなら先発で倒しちゃいたいですね。
 あと個人的には脱出ボタンもよいかなと思いました。ボルトガブスターミー選出の際、リスクを負いたくないため電磁波を撒いた後はボルトを捨ててスターミーやガブリアスに繋ぐのが基本的な動きだしたが、2体目が突破された後に3体目は起点を作れなかったり、そのまま倒されてしまったりというケースがあり得るので、2体目が倒された後にもう1度出ている相手に電磁波を撒いて展開しなおせるのでこちらはこちらでよさそう。


ガブリアス@ドラゴンジュエル ようき 特性すながくれ
ASぶっぱ振りです
げきりん じしん みがわり 剣舞

 ボルトがバンギを誘ってしまった際にそれを起点に展開していく。他にもウルガモスバンギラス(特に耐久振り)を誘うのでそちらも。時にはみがわりを使わずにそのまま殴っていく方がいい場合もあります。先制技持ちが多い環境なので、むやみにみがわりを張りすぎると(残ればいいが・・・)最後に先制技で〆られたりします。ドラゴンジュエルをもっているのでパルの起点にされたりスイクンクレセで止まることはないです。技固定になるのは辛いですが仕方ない。ジュエルが消費された後でもパルシェンに起点にされにくくなるために(相当Hに振ってる子は厳しいですが)性格はいじっぱりでもいいと思いました。元々Sが半端なので・・・ただマンダやウルガに安定しなくなるのはいただけないですかね・・・


スターミー@ひかりのこな
159-*-113-121-106-183
ねっとう ちいさくなる みがわり 再生

 MVPと言っても過言ではないです。ボルトロスの電磁波からかなりいい確立で嵌ってくれます。格闘枠がキノガッサのPTには割と出しづらくはあるのですが、ローブシンを採用しているPTにはどんどん選出できます。ボルトの麻痺抜きでも1積みで46%の確率でかわせるので、余裕をもって積めば運ゲと言ってもかなり分がいいはずです。ボルトロス(特に挑発電磁波持ち)は割と面倒だったりします。ねむる持ちで止まるので、その際は素眠りの時間を利用して後続のガブ等で起点にし再展開していきましょう。なのでスイクンがいても選出を躊躇することは全くなかったです。それからハイドロスイクンが増えているのはこの子にとってはかなりのプラスだと思います。
ボルトガブにはシャンデラを入れている例も多いですが、そちらと比べるとスターミーは再生技をもっているため安定感ははあると思います。PT全体で見てキノガッサや受けループを強めに見たい場合はシャンデラ採用の方がよさそうなのでPT次第ですね。。
余談ですが予選にて意気揚揚とプレシャススイクン相手にみがわりを張ろうとしていたらイバン零度が直撃しました。
 スターミーは思考停止の運ゲーという印象をもたれがちですが、余裕をもって積む状況さえ作れれば、その後はかなり分のいいゲームができ、そのうえ火力で攻めていくアタッカーと比べると消耗しすぎてしまう危険性や耐久ポケモンに止められてしまう危険性は低い上にみがわりを張りながら安全に展開していけるので、むしろ安定感の高いポケモンだと思っています。選出パターンの所でも触れるかもしれないが、対ボルトを考えると自然回復は優秀。
 ラティオスのメガネ波動や破りパルのロクブラを耐えます。


ウルガモス@いのちの球 おくびょう
CS252H4
文字 蝶舞 めざ氷 ギガドレ

http://d.hatena.ne.jp/haruyaaa/20130127/1359298166で書いたのと同じ子。説明もあちらの記事で書いてたのとほぼいっしょです。
ドランとバンギで止まりますがそれぞれ起点にできるポケモンがいるのでそれでカバー。
勝戦でも1積み球めざパでマルスカイリューを飛ばしてくれたりと非常にいい火力。ただ、やはり削れやすいので先制技持ちの多いPTにはちょっと選出しづらいです。ただそういうPTには範囲的に刺さってる場合が多いので選出時は動きのパターンをしっかり考えたい。


パルシェン@王者の印 いじっぱ
AぶっぱSを101まで上げ残りH
破り つらら ロクブラ つぶて

http://d.hatena.ne.jp/haruyaaa/20130127/1359298166で書いたのと同じ子。説明もあちらの記事で書いてたのとほぼいっしょです。
対受けループや、他に出したい2匹ではどうしても竜が止まらない時は出したい。ちなみに印がお仕事したことはほぼないです;−^
ただ、対受けループにも勝てる可能性があったり、相手のPTがきつくてパルで全抜きしてもらうしかないよ〜;って時にスイクン等が邪魔になる際それらを強引に突破していける可能性があるのはすばらしい。
カバドリに対して余裕のある動きがしたいのでラムでもよいと思います。


キノガッサ@襷 いじっぱ
ASぶっぱ
マシンガン マッパ 胞子 雪崩

http://d.hatena.ne.jp/haruyaaa/20130127/1359298166で書いたのと同じ子。説明もあちらの記事で書いてたのとほぼいっしょです。
対雨では重要なポケモン。そして先発性能最強のポケモン。胞子無しという選択もありですが、不利対面でも「とりあえず」胞子という選択ができるのは以外と重要なのでこの技は外しませんでした。岩雪崩はエッジと岩石封じと比べると対ボルトやマンダが微妙になりますが、やはり10%の差でも当てやすい方を採用したいです。ウルガモスは1発、ボルトロスはCSなら雪崩+マッパで大丈夫です(ただし電磁波は入れられる)。


<選出パターン>

ボルト ガブ スターミー

 大体はこの選出で出してた気がします。初手ボルトで対面処理をするor電磁波を撒いて後ろに繋ぐ。ガブかスターミーの起点にしやすいほうから出していきますが、個別紹介でも書いたようにスターミーがねむる持ちで止められることを考えると、素眠りを利用して再展開できるようにスターミーから先に出して行けそうならその方がいいです。裏に化身ボルトロス(挑発電磁波持ち)がいると苦戦を強いられることが多いです。初手でボルトロス対面することが何度かありましたが、後続のためにも初手ボルト同士の勝負は制したい。もしボルト対面で負けてしまった場合は電磁波の通らないガブから出していくのもいいですが、スターミーの熱湯で削りきれそうな場合は電磁波を入れられても熱湯で落として、そのあと戻して自然回復で麻痺を直すという手もある。格闘枠にキノガッサを採用していないPTには積極的にスターミーメインの選出をしていきたい。運ゲのようだが、電磁波も絡めつつうまく隙を作って一度積めばかなり安全な戦術だと思います。

ガッサ パル ウルガ

 第2のメイン選出。http://d.hatena.ne.jp/haruyaaa/20130127/1359298166で書いてあるのと同じことを書きます。
初手ガッサはほぼ確実に仕事をしてくれる。スカパルに対しては後続が起点にできるし、その他のパルシェンはここまでSを上げていないことが多い。
ガッサが倒されたとは有利な方から順番に積んでいく。またキノコの胞子を打ってからパルやウルガを後出しして積んでいくのも手。
対ノオー入りには基本こちらで選出

ガッサ⇔ボルト ガブ(対雨)

 襷ガッサの体面性能を利用して敵に負担をかけたり、ボルトの電磁波を絡めてトノグドラを見ていく。ボルトロスがジャポなのでマンムー入りにも初手ボルトが出しやすい。上でボルトが脱出でもいいと書きましたが、そうするなら雨は他で少し厚めにしたい。

その他

対カバドリは他3匹も見て決めたいので決まった選出パターンはないですが、ガッサガブスターミーパルあたりをメインに選出することが多いです。パルと一緒に出す場合は相手にラティがいてもガッサを初手に置くようにして見ました。初手ラティが来てしまっても削れば礫圏内に入ります。そのあとカバのあくびをもらう可能性がありますが、印つららで怯ませられる可能性がある点、その行動パターンの場合相手はステロを撒いている余裕はないので、裏のガブかスターミーを寝かせてもう1度場にもどせばいいという点から比較的強気な選出をしました。

対バンドリも選出パターンはそれほど変わらず

あとはバンギ以外はウルガで抜けそうなPTにはウルガを選出して、最悪バンギが来てしまったらそのままガブの起点にしていくという選出もあり(基本的に拘りならいわ技で固定できるし、HDならガブに打点がない場合がほとんどなので)

ボルトロスも襷ガッサも後続へのつなぎは柔軟に行えるので、上記の選出以外にも相手のPTに合わせて様々な組み合わせで選出することが可能です。


実際にした選出(相手PTの左3体が選出)

1回戦目:相手荒川さん 化身ボルト バシャーモ ハッサム マンムー ゴチル スイクン
     僕 化身ボルト ガブリアス スターミー

2回戦目:相手もうふさん バンギ ドリ ラティオス グロス きりゅー スイクン
     僕 キノガッサ スターミー パルシェン

3回戦目:相手まんださん クレセリア ニョロトノ キングドラ ナットレイ ローブシン カイリュー
     僕 ボルトロス キノガッサ ガブリアス

4回戦目:相手テコキオンさん ナットレイ ボルトロス テラキオン ニョロトノ キングドラ ゴチルゼル
     僕 ボルトロス キノガッサ ガブリアス

5回戦目:相手オヤシロさん 化身ボルトロス ローブシン クレセリア バンギ ガブ ブルン
     僕 ボルトロス ガブリアス スターミー

6回戦目:相手トーマスさん 霊獣ボルト ハッサム スイクン バンギラス ローブシン ラティオス
     僕 ボルトロス ガブリアス スターミー

7回戦目:相手ネォクロームさん ハッサム ポリゴン2 カイリュー シャンデラ ブシン スイクン
      僕 ボルトロス ガブリアス スターミー

8回戦目:相手Lelouchさん ウルガモス ハッサム カバルドン ドリュウズ ラティオス スイクン
     僕 ガッサ スターミー ガブリアス

 ここまでが予選ですがスコアは6−2 4回戦目の対テコキオンさん戦では初手のナットレイが処理できない上に後出しが困難で2体もっていかれてしまい完全敗北。
もう1つの負け試合は6回戦目のトーマスさん戦で、プレシャススイクン相手にスターミーがみがわりを張ろうとはりきっているとイバン零度が炸裂し敗北という結果でした。


決勝T1回戦:相手ブラウさん ラティオス バンギラス ローブシン ヒードラン ゴチルゼル パルシェン
         僕 ボルトロス スターミー ガブリアス

決勝T2回戦:相手同人誌勢さん カイリュー ボルトロス ハッサム マンムー スイクン ソーナンス
          僕 ボルトロス スターミー ガブリアス

決勝T3回戦:相手れいちぇるさん 霊獣ボルト サマヨール ナットレイ ニョロトノ キングドラ ローブシン
          僕 キノガッサ ボルトロス ガブリアス

準決勝:相手くろもちさん 化身ボルト スイクン ラティオス バンギ グライ コバル
       僕 ボルト スターミー ガブリアス

決勝:相手シソーさん ウルガモス スイクン カイリュー ブシン パルシェン ランクルス
    僕 ガッサ ウルガ パル


 対戦ログは残していないのですが、勝っている試合は大体上記で想定している通りの流れができていたと考えてもらって問題ないです。(ただ8回戦目ではキノガッサが大文字をかわしたというのも大きいですが)

全13戦ですが選出回数は
ボルトロス 10/13
ガブリアス 11/13
スターミー 9/13
ウルガモス 1/13
パルシェン 2/13
キノガッサ 6/13

でした

ボルトガブスターミーばかりで裏選出がかなり少ないのは、当たったPTがキノガッサ入りではなくローブシン入りが圧倒的に多かったからだと思います

思った以上に連続で攻撃を当てられ続けたり、イバン零度の件もあったりと対戦中の運はそこまでよかったとは思いませんが、当たったPT相性的な意味での運は大分よかったと思います。
なんにせよ、139人規模の大きなオフで優勝できたのは自分でも感動です。ここまで読んで頂いてありがとうございました。
 追記することが思いついたら随時書き足します。